2015年3月12日木曜日

作業の種まき

以前の趣味は、三味線、踊り、歌という情報があったが、覚醒が低く、中々話すことができなかった入所利用者。

先週の土曜日、やっとお話ができた。

三味線や踊りの動画を見せると、「あんたのおかげで思い出してきた!」といわれ、踊りや三味線の弾くまねをされる。


「盆踊り、やりおったで〜。

盆踊り踊って踊ってま〜た踊って、ま〜ほんに、よ〜踊ったわ。

今思うと、よ〜踊ったと思うわ。

踊りが好きだ。

ほんに輪になって踊りよったで。」


三味線のことを聴くと

「三味線を…あの…」といいながら、手で弾くまねをされ、

「今もっちょら…あの…弾くよ。

ま〜この頃弾かんけんな…

タンタンタンタンテットンシャン♪ハイッ♪…

弾きよったわ、ほんに。

もうな〜何の時だっただ〜か…」


最後は

「一緒に2人でステージでやらか!おもしょからぞやな〜!」

と笑顔でいわれる利用者さん。


この作業のストーリーを紡ぎ、その人らしさに触れたとき、

作業療法士になってよかったという大切な気持ちが改めて芽生えた。

そして、この方の大切な作業をチームで共有。

もう一人の担当OTに伝えると、「民謡や三味線の動画をみせたら、安来節を歌ってくれた」と話してくれた。

担当介護福祉士に伝えると、家族に三味線を持って来てもらえるか聴き、踊りや歌もできるときに声をかけてみると話してくれた。




老健に就職してから4年間くらいずっと一人で苦しんでいた。

素敵な作業療法士さんとの出逢いがあり、

作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)を用いて面接を行ったことがきっかけで、作業療法の楽しさを知った。

同じ想いの後輩が入り、一緒に利用者の大切な作業に焦点をあてて関わることの楽しさを知った。


一人でできることはほんの少し。

でもチームで想いを共有して関われば、利用者にとってハッピーなことがたくさん起こる。

約2〜3年で自分が、そしてチームが少しずつ変わってきた。


作業の種をまく。

みんなで水やりをしていくと、

やがて芽が出て 膨らんで 花が咲く。



4月から臨床にでて7年目。

日々楽しい事ばかりではなく

辛くて不安や孤独を感じたり

自分の居場所はここにあるのかと考えたり

役割を果たせているだろうか

自分のしたいことはなんなんだろうかと

考えて前が見えなくなったりもする。



利用者の大切な作業が再び行えるような支援ができなくて

勉強不足、質の悪さをつきつけられる現実がある。

自分の仕事のできなさ、連携不足に悩む事もある。

自分に自信がなくて、作業療法士として色んな方の人生に触れているのが怖くなることもある。

でもそんな時に、支えてくれる職場の人達や、勉強会・学会で出逢った仲間の存在が今はある。


時には立ち止まり、後ろを振り返る。

立ち止まったことは決して悪い事じゃない。



今おかれてる状況に感謝して一歩前にすすむための大事な休憩時間。

立ち止まることで気付く事がたくさんある。

支えてくれる人達に感謝して

不器用なりにも歩んで行こう

利用者の過去・現在・未来を大切な作業で紡ぐ支援を、利用者、家族、チームと一緒にやっていこう



踊り&三味線の事例を通して感じた「作業療法って楽しい♪」の大切な気持ちを胸に、自分らしく、ありのままで向き合っていこう

どんな作業の花が咲くのかな

その人らしさが詰まった素敵な花が咲きますように







2014年10月4日土曜日

ふれあいランチルームに参加して

先月、私の母校である小学校に行ってきました。

そこでは「ふれあいランチルーム」といって、小学生と一緒に学校給食を食べて交流することができます。


             



全員で11人の小学校4年生のみなさんと担任の先生、保護者の方、弓浜絣を織っておられる方、祖母と一緒に給食をいただきました。




全校生徒が少なくなってきてはいるけれど、このような取り組みをして、色んな方と触れ合うことができる仕組みづくりは、とても興味深いなと思いました。

また、地域の伝統工芸である弓浜絣の綿を栽培するところから学んでいたりと、私が小学生の頃には学べなかったものまで吸収できる環境作りをされていて、とっても良いな♪と思いました。


          


給食を食べ終わると、4年生の女の子さん達が一緒に遊ぼうと誘ってくれました。

どんなことが得意?好き?と聴かれ、私は「絵を描くのが好きだよ♪」と言いました。

すると、私に絵を描いてほしいと何人もの生徒さんが自由帳をもってきました。




手首が痛くなるほど、アナとエルサを描きました…(笑)

見た事もない妖怪ウォッチのキャラクターもリクエストがあり、消しゴムについている絵を見ながら描きました(笑)


私は昔から絵を描くのが大好きで、美術の先生になるのが夢でした。3歳くらいの時は祖父母の喫茶店に来るお客さんの似顔絵を描いて遊んでいたそうです。

見たものをそのまま絵にすることはできるけど、オリジナルのキャラクターを考えて描いたりすることは苦手でした。

なので、自分で考えて描ける人は凄い!ただ見たものを描くだけなら誰にでもできるから、特別凄いことではない…と思っていました。

しかし、今回4年生の生徒さんに「凄い!私も描けるようになりたい」と声をたくさんかけてもらい、見たものをそのままにしか描けない私でもいいんだ!と想い、嬉しかったです。


みなさんと給食を食べて触れ合うことだけが目的だったはずが、気付いたら私の大好きな絵を描くという作業を通して、元気をもらっていました。

「あ!私、子ども達に作業療法してもらってる(笑)」と心の中で思いました。





思い返せば、私が絵や物作りが大好きになったのは、小学校の時の図工の先生との出逢いがきっかけでした。

私は他の子に比べて完成するのにとても時間がかかってしまうタイプだったらしいのですが、「絵が上手い人はいくらでもいる。だけど、最後まで粘り強くあきらめずに取り組んでいれば、それが絵に現れる。そこがお前の良いところだ」と懇談の時に言われたことを思い出しました。


小学生はとても純粋でキラキラしています。

先生との出逢い、自分が熱中できる作業との出逢い、色んな出逢いが待っている環境である小学校。

小学校にいて生徒さん達と関わっていると、普段老人保健施設の利用者さんと関わる時とはまた違ったワクワク感が溢れてきました。

母校に恩返しができるようにもっと地域に関わって行きたい。

それが作業療法士としてか、一人の境港人としてか、まだ未来のことはわからないけれど…。

母校とこうして繋がりがもてたのも何かの縁。

この繋がり・ご縁を大切にして、これからの日々を過ごしていきたいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。




2014年4月8日火曜日

第1回日本臨床作業療法学術大会を終えて


熱かったあの3月22~23日から約2週間。


私は要領が悪いので、一つのことに取りかかるのに時間がかかります…


めまぐるしく一日一日が過ぎ、やっと落ち着いてBlogをかきます。







口述発表、ポスター発表、講演


どれも自分の心に響くものばかりで、後輩と参加して本当によかったなと思いました。





私は初日の口述発表トップバッターでした。




発表ギリギリになって、ようやく自分の本当に伝えたい事がまとまり、発表するやいなや号泣するというハプニングもありましたが…(笑)


会場のみなさんの暖かい雰囲気、感想などたくさんいただき、伝えることができて良かったと思いました。

抄録やスライド作成に協力してくださったT先生をはじめ、ちびっこOTさん、頭文字Oの2人、本当にありがとうございました!!




私の発表であった左片麻痺の利用者さんのポンポン作り。


これをみんなのリハプランをみて、実際に利用者さんに提供し、大切な作業への関わりを発表したポスターを目にした時は、とても嬉しかったです。

私の母校の後輩で、とても精力的に取り組んでいるO君。
みんリハをみてくれてありがとう。



大切な作業が繋がるみんなのリハプラン


みんなのリハプランは作業療法のクックパッド版だと@tomoriさんがいっておられたので、今回の学会に参加された作業療法士さん達が1人1つ投稿するだけでも、ハッピーの種が蒔けるのにな〜♪蒔いてほしいな〜w


最後に、学会後、嬉しいmailがある老健の作業療法士さんから届きました。


『鬼木さん、ありがとう。心に響くあの発表は想いがたくさんこめられていました。すてきな臨床を展開してるんだなぁとつくづく。鬼木さんはまさに「種まきOT」として全国のOTに種を蒔いています。私も鬼木インスパイヤの一人です。ありがとうの感謝の気持ちとこれからもどうぞよろしくちゃん』


最後のよろしくちゃんがこの方らしいなっ♪と思いましたw

この作業療法士さんは、老健でとーーーっても悩み、苦労された方です。初めてこの方にお会いしたときは、話を聞いていてとても辛そうでした。

なんとかこの方が一歩ずつ良い方向にすすんだらいいな〜とteam老健のメンバーはみんな願ってました。

そして、今回この方はポスター発表をされ、表情は初めに出逢ったころと違ってハツラツとしていました!!凄く笑顔が素敵な方なんです。

心から良かった♪と思いました。


老健で悩んでる作業療法士の方はけっこうおられます。
Twitterをしていて、感じる事もあります。

今回学会に参加してみて感じたのは、私のTwitterをけっこう見て下さっている方が意外にいるということwww

「いつも鬼木さんのTwitterをみて癒されてます!元気もらってます!」というお声を何人もの方にかけていただきました。

なかでも、学生さんから声をかけてくださることもあり、とーーーっても嬉しかったです。

しょーもないこともつぶやきますが、このように誰かの役に立ててるってことが分かると、嬉しいです!!

反応があると頑張れますw
なので、これからも声かけてくださいw

あ、興味のある方はTwitterフォローしてくださいw


ある意味伝説となったローのタオルw


言いたい事が山ほどありすぎて、小分けにして書けばいいものを詰め込んでしまい、すみません…。

要点をしぼって伝えることを今年の目標としますw


大切な仲間との繋がりを大事に



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。












2014年2月24日月曜日

老健RCT研修会 in Yokohama

横浜に2日間、老健RCTの研修に参加してきました。

横浜につくと、素敵な空と木だな〜と想い、横断歩道を渡りながら写真を撮ると、カーブしてきたトラックにひかれそうになりました…w
都会で横断歩道での写真撮影はしない方がいい!というのを学びました…w

綺麗な青空

研修会場に向かう途中、魅惑的な路地がたくさんあり、会場にたどり着くまでに2本の路地に誘い込まれましたw

路地から見上げた空


路地にひっそりとあった美味しそうなレストラン


横浜は魅惑的な街ですw


さて、本題です

老健RCTの研修は、トップバッターNさん!
作業療法士が作業に焦点を当てることへの熱い想いから始まりました。

次に@tomoriさんのお話を聞きました。

遂行分析の大切さ

できると思っても確かめる、できないと思っても確かめる、決めつけないOTであること

面接をして、目標を共有できた!と思わず、ちゃんと利用者さんと話し合ってすり合わせることの大事さ

ex)手芸をする
というのを聞いて、ただ手芸をするのでは意味がない

ex)人にカバンを作って喜ばせたいため…

なぜ?何のために手芸をしたいのかをしっかり聞くことの大切さを実感しました!!


そして1日目のトリのMeganeOTさん




【何をするかよりも、なぜするのか】

その方の生まれてから現在に至る背景、文脈を知ること

この価値はどこから作られたのか、ルーツを知ることの大切さ

利用者さんの価値を共有できるMeganeOTさんのような作業療法士になりたいなと強く思いました!



MeganeOTさんが最後に伝えたこと


できないで終わるのではなく、どうやったらこの人ができるようになるのかを支援するのが作業療法

頑張ってれば、1人、自分を変えてくれるケースが現れる。

上手くいったら、何が上手くいったのかを考えることが大事!

心に響きました(><)本当、最高です




北は北海道、南は沖縄  熱い老健OTさん達との夜


2日目トップバッターはOさん
色んなアクティビティの引き出しがあり、集団活動を上手く導入され、利用者さんが主体的に大切な作業ができるようにコーディネート。

さらに地域貢献まで幅を広げて、利用者さんの有能感の向上や、役割再獲得へと繋げていくこと等をきき、とっても勉強になりました!



私は2日目の最後に老健でADOCを用いた実践報告をし、自分が今まで悩みながら、もがいていたこと…
ADOCを用いて面接をし、利用者さんが私を変えてくださり、作業療法って楽しい!と思えた経験。同僚OT、チームでの取り組み等をお話させていただきました。


私を変えた最初の利用者
大切な作業は「自分の料理を食べてもらい、人を喜ばせる事」

         
詳しくは@tomoriさんがBlogにアップしてくださっているので、そちらをご覧下さい!!

このBlog…アップされたのを読んで、とても嬉しかったですし、ジワーときちゃいました(><)
tomoriさん、ありがとうございます。


チームで入所・通所利用者の大切な作業「釣り」を支援
          
話が終わった後、

「明日から絶対頑張って作業療法をしていこうと思った。ADOCをしても、特にしたい事とかはなんにもないと言われ、大切な作業が聞けなかったが、ちゃんと作業療法士の説明をすること、利用者さんの人となりを知ることの大事さに気づいた」

「チームにどう働きかけるか等、悩んでいたが、改めて作業療法士っていいなという原点に戻れた」

「素直にOTやってるなーと思って感動した。一歩踏み出すことは凄く勇気がいることだけど、最後までやり通すことの方がもっと大変なことだと思うから、パワーをもらった。作業療法って本当に素敵な職業だと改めて感じた」

などという想いを聴かせていただき、どう伝わったのか…とても不安もあり、お話する時は心臓ドキドキでしたが、伝わってよかったなーーーーと思いました。

嬉しかったですーーーT_T

Facebookで他の方への投稿をみてて、ずっと友達になりたいなぁと思っていた沖縄の素敵OTさんとも繋がれたのも幸せでした。

本当にみなさんに感謝感謝です。

ありがとうございました!!!

みなさん、大好きです!!!


「これからもたくさんの作業療法士の方と繋がっていき、成長したい」

そう思えた2日間でした。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2014年1月1日水曜日

明るく 素直に あたたかく

新年あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いいたします。


昨年9月にblogをはじめて約3ヶ月。

あまり投稿はできていませんが、blogを読んでくださる方、いつもありがとうございます。


私はまさか自分がblogを始めるだなんて思ってもみませんでした。

blogをしておられる方は作業療法に対して知識がとてもあり、色んなことを発信しておられるスゴイ方で、そのようなblogをみて少しでも学んで行こう!!と思っていました。

作業療法に対して私は知識がみなさんのようにあるわけではありません。
私のblogを読んでくださっているみなさんの方が何百倍も何千倍も知識があると思います。

blogをはじめてから、極少数の人からは、なんか良い作業療法士ぶってるよね…と言われることもあり、開始早々blogをするのはやめよう…と落ち込んでいました。

自慢しているんじゃない?なんか頑張ってるアピールしてるよね…などと捉えられる方もいるかもしれません…


私がblogをやろう♪と踏み出したのは、老健で働く作業療法士として素朴に感じた事などを色んな方と共有したいなと単純に思ったからです。

こんな自分でも、読んでくださる一人の方に想いが届いたらいいなと。

blogやったら?と背中を押してくださったり、落ち込んだときに支えて下さったADOC projectのメンバー、そして「種まきOT」と名付けてくれた大好きな作業療法士さん。

ありがとうございます。出逢えてよかったです。





新年最初にお伝えしたいのは、あるショートステイの利用者さんとの関わりです。


定期的に老健のショートステイを利用される方は何人もおられます。

そのうちリハビリテーションを受ける方もいます。

最近はショートステイの利用者さんを担当する頻度が多くなってきました。

短期間しか関わることができないので、生活歴などを聴きながら

関わっていくのは時間との戦いだと…少し大変と思う事もありました。



ずっと生け花の先生をしてこられた利用者さん。


「もう病気をしてから十年以上花には触れていません。
家族には、生け花の先生をしていたのに人が家に来て生け花をみたとき、変だと思われたらいけないから…といわれ、道具を全部捨てました。
でもこの写真だけは自分が生け花をしてきた証として捨てれなかった唯一手元に残した写真です。
あなたが初めて私の人生を聴いてくれました。あなたに見てほしい。みてくれる?」

そう言って、私に写真をみせてくださいました。

生け花をしてきた証



写真をみせていただいたとき、この方らしさがでている素敵な生け花だと思いました。


リハビリのプログラムは自動運動、筋力強化、立ち上がり練習、立位バランス練習、歩行訓練、大切な作業である生け花。

約20分とリハビリテーションの時間は限られています。

初めに生け花を評価したとき、そばについていなくても、ハサミを使用して安全に生け花をすることができるとわかったので、リハビリテーション室にて道具をセッティング。あとはご自分で好きなだけお花に触れる時間を提供していました。

また、アルバムを作り、生け花をされているイキイキとした姿をご家族様にもみていただきました。

担当のケアマネージャーの方がそのアルバムを家でみられ、「Aさん、とっても嬉しそうにアルバムを家でみてたわよ。本当に良い関わりをしてくれてありがとう。」と声をかけてくださいました。

この方にお会いして話をする中で印象的だった言葉は

「花に触れさせてくれてありがとう。
花に触れる事なく、このまま人生を終えていくかと思っていたけど、あなたと出逢えてよかった。生け花をすることを反対していた家族にも褒められました。とっても嬉しかった。」

最終的には作業療法士が関わらなくても、大好きな花に触れる時間が日常生活の中で自然にできたらいいな。

まだまだ黒子にはなれていない私ですが、今後とも、おひとりお一人違う大切な作業に触れて、利用者さんからたくさん学んで成長していきたいと思います。


そして、幸せの種をまいていけれるような作業療法士になりたいです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。









2013年12月8日日曜日

大好き*福島♪ happyをありがとう♪

ずっと前からいつか行ってみたいけど、自分には難しすぎて理解できないんだろうな…

場違いな学会なんだろうな…と思っていた作業科学セミナー。

今年は大好きな侍OTさんがいる福島で開催!そして、同期のnao-coが発表するため、思い切って参加してきました。



侍OTさんの心あたたまる挨拶から始まり、大好きな老健のメタルOTさんの胸に響く講演、熱いポスター発表などを実際に見て・感じて・学ぶことができ、本当に福島まで来てよかったなと思いました。

中でも面白かったのがワークショップです。

会場にいた200人を超える作業療法士が数名のグループに分かれて、それぞれグループの中の1人に対し「大切な作業」を聴き、模造紙にまとめるというものでした。


大切な作業は「楽器の演奏」


演奏を通して、色んな人との繋がりが
広がっていくことが楽しいと語るSさん



普段、利用者さんの大切な作業を聴く際に、自分なりの質問の仕方があるのですが、今回のワークショップを通じて、他の作業療法士の方の聞き方を学ぶ事で、「あ!こーゆー風に聴いたら、よりその作業がなぜ大切なのか、ご本人にとって意味あるものなのかが分かりやすいな!!」などと勉強する大変貴重な機会となりました。

最初は難しい勉強会だから、自分が参加しても…と自分で壁を作っていましたが、参加してみると、作業について色んな価値観や考え方を学ぶ事が出来、とても参加して良かったと思いました。

私は言語化したり、物事を整理するのが苦手で、かなり直感で動くタイプです。
なので、グループワークのメンバーの方々のように、しっかり物事の背景を捉え、考えてまとめれる人になりたいなと思いました。

team野口英世のみなさん、ありがとうございました!!


そして、大会長はじめ、長い間準備をされ、心あたたまるお・も・て・な・しをしてくださった運営スタッフの皆様、本当にありがとうございました。




想い出写真♪

1番逢いたかった文通をしているお友達にアルバムをプレゼント♪

1番逢いたかったOTさんからもらった手作りジャム♪


大好きな老健OTさんへ「共に生きる」きりんメッセージカード♪
めがねOTさん、琉球OTさん、tomoriさん、なみさんの寄せ書き♪

ポスター発表をするnao-coを見つめる私(笑)

琉球OTさんと福島の伝統芸能を体験(笑)

侍OTさんへADOCprojectメンバーからの寄せ書き♪
大好きなちかちゃんからスタート♪

最後に…
鳥取に戻り、職場でインフルエンザの予防接種をうち、その日のうちにまさかの38.6発熱…
ダウンし、心も体も元気がなくなっていた私に…あるデイケア利用者さんが手紙を書いてくださいました。

記載されていた内容が嬉しかったので、シェアしたいと想い、Blogに書かせていただきます。

「やわらぎで鬼木さんと出逢い、ポンポン作りも自分で道具を作り教えて下さり、其のときに出来たポンポンを見て、『キレーイ!スゴイ!』と褒めてくださったときの嬉しさは忘れる事は出来ません。あの励ましの声で一層元気が出ました。
 嬉しくて何十個も作り、孫達にやりました。塗り絵にも七年くらいたつと飽きがでていたところでした。
 マフラー作りをと言って下さったときには、右手だけでは出来ない!駄目だ!という気持ちと、したい気持ちの両方がありました。
 熱心に進めて下さり、やってみようと決心し出来た時には、感謝の気持ちでいっぱいでした。
 『スゴーイ!良く出来ましたね!』と言って下さる事は、病気をしている者には大変嬉しいものです。
 十三年間、この体で暮らしてきましたが、今年ほど、力をもらいやる気がでたことはありません。今は毎日が楽しいです。今度はどんな色でマフラーやポンポン作りをしようかと本当に楽しい気持ちで暮らす事ができています。
 今までは何も出来ないという気持ちでいましたが、鬼木さんのお陰でやる気がでて楽しく暮らすことができました。
 出来上がったマフラーをみて、なんか夢のようです。私のやる気を下さった鬼木さんは力の神様です。本当にありがとうございます。
 第二の人生を楽しく過ごす事が元気のもとです。おかげで楽しく暮らしております。
 体調はその後どうですか。あまり無理をなさらずにして下さいませ。」


涙がじわーとあふれました。
大切な作業を通して元気になっていく過程を一緒に、お互いが寄り添いながら歩んで行ける作業療法士という職種について良かったなと思いました。
この方をはじめ、私を支えてくださるみなさんに感謝です。

今年もあと少し。
みなさんにhappyの種、届け〜〜♪

2013年10月27日日曜日

10年ぶりの再会


前回Blogに書いた「第3回YMCA米子作業療法学術集会」で侍OTさんに続き、講演されたのが母校のT先生。

題名は「クライエント中心と作業に焦点を当てた実践 〜当事者が望む回復の在り方〜」


講演の中で、当事者が望む回復(Recovery)とは、「困難を抱えながらも人生に意味と目的を創造し、日常的役割を取り戻しながら 目標に向かって主体的に生きること」とありました。


私は普段「リハビリ」という言葉は聞き慣れていますが、「リカバリー」という言葉は正直あまり聞かず…
英語も苦手で、勉強不足な私は「えっ!!リカバリーってなんだっけ(><)??」と正直焦りました(涙)


講演を聞いていると、その人らしく(健康に)生活できるために、作業療法士はその人それぞれの価値や想いを尊重して対等な立場で協働していく。その一歩を一緒に踏み出し、その人の人生に意味と目的を創造し、目標に向かって主体的に生きていくことを支援する職種。

病気をして、もう元気な頃のような楽しい生活を過ごす事ができない…と諦めている方でも、希望を持って可能性を拓き、その人の意思決定を支える存在。

そのような存在になっていきたいなと講演を聴いて、改めて思いました。



そして…


学術集会が終わり、高校時代に見学に行った就労支援の施設にもう一度行ってみたい!!大好きなご夫婦に逢いたいな!!と思いました。


「私のこと覚えているかな?」「迷惑だったらどうしよう…」と不安はあったのですが、勇気を出して一歩踏み出してみました。


代表者のご夫婦は私のことを覚えていてくださり、10年前と変わらぬ笑顔で迎えてくださいました。

大好きなご夫婦


現在、市内で作業療法士として働いていることを伝え、施設の現状などお話を聴き、見学をさせていただきました。


部屋のあちらこちらに可愛い作品が飾ってありました。


愛のあふれる素敵な作業がちりばめられた施設でした。

猫のペン立て


そして、可愛い作品を購入し、家に飾りました♪

パンダの磁石





てんとう虫の磁石


このご縁を大切にしたいです。





最後に心に響いた言葉をT先生の講演資料から抜粋して一部載せさせていただきます。(T先生の許可を得ています)



希望とは

困難な状況から、新たな行動を起こして
何かを生み出そうとすることである

自分の希望を築くユーモアや遊びを持ち、
“まんざらでもない”感覚が大切

        
Wish(気持ち、願いを持つこと)
Something(思いを定め)
Come true(実現の道筋を探し)
Action(行動を起こす)

by  Patch Adams


人を思い(共感) 人と作る(創造する)作業を大切に
そのための方略をクライエントと共に  



私とご夫婦のご縁を紡ぐきっかけを下さった講師の侍OTさん、T先生、学術集会の運営の方々、みなさんに感謝です!!
学術集会に参加して本当によかったです♪
来年も参加します!!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。